こんにちは。かみやんです。
今回は、マカオを歩き回ってどれぐらい世界遺産を巡れたかを紹介します。
マカオは香港からすぐのところにあるため、香港旅行と一緒に訪れる人も多く、このマカオはカジノで非常に有名な場所となっております。
ただ一方でマカオはそのカジノだけではなく、世界遺産が密集した場所でもあり、世田谷区半分ほどしかない狭い土地になんと30か所もあります。
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香港旅行のついでにマカオにも行ってみたい!
世界遺産が多いって聞いたことあるけど、1日でどれぐらい回れる?
やっぱり1泊はした方がいいかな?
と、マカオ旅行しようと思っている人が気になる点ではないでしょうか。
今回の記事では、僕が香港旅行のついでにマカオを訪れてあてもなく歩き回って、どれぐらいの世界遺産を見ることができたかについて紹介していきます。
世界遺産が30か所もあるマカオってどんな場所?
マカオって国ではなく、中国の特別行政区であることはご存知の人も少なくないでしょうが、どのような歴史があるかはあまり知らないでしょう。
この歴史が世界遺産の多さにも繋がってくるので、まずはマカオについて簡単にまとめます。
マカオの歴史
マカオは1887~1999年まで、国際貿易の重要な拠点としてポルトガル政権下にありました。
遡ること16世紀当時、ポルトガルは世界有数の海洋大国となり次々と植民地を拡大していました。
そんな中、中国(当時は明)は正式にマカオへの居住権をポルトガルに与えたことでヨーロッパ人が多く住み着くようになりました。
その時はまだ中国の領地だったのですが、19世紀に起こったアヘン戦争を機に結ばれる不平等条約により、1887年からポルトガルの領土となりました。
この歴史があるために、マカオの街並みは中国色とヨーロッパ色が混ざったとてもユニークなものとなっており、見どころのひとつとなっています。
なんで30か所も世界遺産があるの?
ではなぜマカオに世界遺産がたくさんあるかというと、先ほど触れた歴史に深く関係します。
世界遺産検定の勉強したことがある人はご存知かもしれませんが、世界遺産が選定されるには文化遺産では6つの基準があり、このうち1つ以上を満たすと候補になります。
今回はその詳細には触れないですが、マカオが世界遺産となった要素を簡単にまとめると、
・東西の文化交流が長く続き、景観や芸術等に影響を与えた
・文化的伝統の希少性
・貿易の主要拠点として数世紀にわたって確立した都市の歴史的景観の保存
・帝国時代から共和国性への導入の役割を担った
となります。
これらの要素からマカオにある30か所の場所をまとめて、マカオ歴史地区として2005年に世界遺産に登録されています。
マカオ観光で巡った世界遺産の数を数えてみました
ではここからは、実際に僕が訪れた世界遺産を紹介していきます。
まず前提として、僕の観光時の状況をまとめると、
マカオへは香港から連絡船で移動し、船乗り場から中心部のセナド広場までバスで移動
歴史地区は徒歩のみで散策
観光時間は4時間
事前の計画一切なしの行き当たりばったり
となります。さて、4時間でどれだけ回れたでしょうか。
訪れた世界遺産を一挙に紹介!
セナド広場
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まずはセナド広場。非常に有名で、観光拠点となります。
民政総署
セナド広場すぐ近くにあるマカオの市議会議場です。
仁慈堂
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アジア初の慈善施設となった場所です。
聖ドミニコ広場
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セナド広場からすぐのところにあります。セナド広場との境がわからなかったです。
聖ドミニコ教会
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聖ドミニコ広場にある教会。黄色い壁と緑の扉が特徴。
聖ポール天主堂跡
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こちらも非常に有名な建造物。火災によって大部分が焼失しました。
イエズス会記念広場
聖ポール天主堂跡の正面にある広場です。
モンテの砦
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聖ポール天主堂跡の近くにある軍事要塞です。1996年まで軍事施設として使われていました。
ギア要塞
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中国に現存する西洋スタイルの要塞で最古のものです。マカオで最も高い位置にあります。
聖オーガスティン広場
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聖オーガスティン教会がある広場です。
聖オーガスティン教会
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スペインの修道会によって1951年に創設されました。
ドン・ペドロ5世劇場
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アジア初の西洋式劇場です。淡い緑の壁が特徴的。
ロバート・ホー・トン図書館
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香港の大富豪ロバート・ホー・トンが別荘として使用していた建物です。
聖アントニオ教会
16世紀に建てられたマカオで最も古い教会です。
港務局
インド・ムガール帝国の建築要素を取り入れた建物です。
大堂(カテドラル)
マカオのカトリック教会の中心的役割を担っています。
大堂広場
大堂(カテドラル)の前にある広場。石畳に噴水など、可愛らしい広場です。
訪れた世界遺産の数は……
30の世界遺産の内、17でした!
4時間歩いただけでこれだけ回れました。思ったより多かったです。
実際にマカオ観光していた時は、それぞれが世界遺産とは把握しておらず、いくつかはスルーしていました。写真がないのはそのためです。すみません。
つまりは、マカオにはそれぐらい世界遺産が密集しているということです。
あてもなく歩いただけなのにこれだけ回れたので、しっかりとプランを練って回れば全制覇できるかもですね。
さすがに4時間も歩き回ると疲れましたが、1日あれば十分にマカオ観光を満喫できるかと思います。カジノする人は1泊しても良いかもしれませんが、観光のみなら香港から日帰りで十分でしょう。僕もそうしました。
まとめ:東西の文化色残るマカオの街を散策しよう
いかがでしたでしょうか。
今回は、僕がマカオ観光であてもなく歩いた結果訪れた世界遺産について紹介しました。
個人的には、世界遺産にも魅力は感じたのですが、何よりも東西の文化が混ざった街並みを楽しみながら歩いていました。
雑多な街並みがある一方で洗練された建物があるなど、他の国ではなかなか見られないユニークなエリアでした。
香港から高速船で1時間もあれば行くことができるので、ぜひ香港旅行のついでにも訪れてみてください。
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