こんにちは。かみやんです。
京都は街にいくつも世界遺産があり、清水寺や伏見稲荷大社などの有名どころは知っていてもその陰に隠れてあまり知られていない名所もきっとあることでしょう。
その中で今回は、仁和寺を取り上げます。
観光客で混んでいない京都の名所ってないかな?
と今後京都に旅行しようと計画している人に仁和寺はとてもおすすめ。
仁和寺って聞いたことあるけど、どんなところなのかな?
面白そうだったら行ってみたいな。
と、仁和寺のことを詳しく知りたい人に向けても分かりやすく見どころなど紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
仁和寺ってどんなところ?
まずは、仁和寺についてわかりやすくまとめていきます。
仁和寺について
仁和寺は888年(仁和4年)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山となっています。
時の天皇であった宇多天皇が出家し、仁和寺第1世 宇多法皇となったのですが、これを皮切りに以降皇室出身者が仁和寺の住職を代々務めるようになりました。
これにより平安〜鎌倉期には門跡寺院として最高の格式を保ち、都でも特別な寺院として信仰を集めていました。
この皇室出身者が住職を務めていたことから、皇室ゆかりの寺院と言われています。
また、徒然草に出てくる『仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、、、』という一文
を学生時代に習った人も多いのではないでしょうか。
あの、仁和寺です。
仁和寺の観光情報
仁和寺への行き方
バスからの場合
京都市バス10、26、59系統『御室仁和寺』より徒歩すぐ
電車からの場合
JR嵯峨野線『花園駅』より徒歩約15分
京福電鉄(嵐電)『御室仁和寺駅』より徒歩約3分
公共交通機関を利用して仁和寺へ行く場合は、バスが一番便利かなと思います。
京都市バス26系統は京都駅から右京区側を通るバスで、最短で行くことができます。
10系統は三条京阪から乗ることができるので、繁華街から向かう際にご利用ください。
電車の場合は少し歩くことになります。僕は花園駅から歩いたのですが、道のりも単純なのであっという間でした。
また、京都は慢性的に交通機関が混雑しますので、個人的にはレンタサイクルでの観光がおすすめです。
もし興味あれば、レンタサイクルでの京都観光についてまとめた記事がありますのでぜひご覧ください。
仁和寺の拝観時間
3~11月
9:00~16:30
12~2月
9:00~16:00
冬の時期は拝観時間が短くなっているのでご注意ください。
仁和寺の拝観料
小学生・中学生
300円
高校生・大人
500円
御殿の拝観料になります。
期間限定で公開される霊宝館を拝観する際は、大人のみ500円となり、高校生以下は無料です。
仁和寺の見どころを紹介!
ではここから、仁和寺の見どころを紹介してきます。
二王門
仁和寺の入り口にある二王門は京都3大門のひとつに数えられ、京都では珍しい道路に面した二王門となっています。
重要文化財であるこの門は平安時代の様式そのままで高さ18.7mのその佇まいはとても迫力があります。
門正面の左右に阿吽の二王像、後面には唐獅子像を安置されているので門をくぐる際はぜひご覧ください。
金堂
仁和寺の金堂は国宝に指定されており、仁和寺を象徴する建造物になります。
この御堂は江戸時代初期に移築された現存する最古の紫宸殿で、本尊である阿弥陀三尊が安置されています。
金堂には四天王像や梵天像も安置されており、壁面には浄土図や観音図などが極彩色で描かれます。
江戸時代より築かれた歴史ある建造物は一見の価値ありです。
五重塔
仁和寺には五重塔があります。重要文化財に指定されています。
塔身32.7m、総高36.18mで、東寺の五重塔と同様に上層から下層にかけて各層の幅に差が見られない姿が特徴的です。
東寺と同規模の五重塔が仁和寺にあるなんておそらくほとんどの人が知らないかと思います。
僕も実際に参拝するまで知りませんでした。
1644年に建立された五重塔の内部には大仏如来が鎮座されています。
木々の間から見えるその佇まいがとても圧巻で、静けさの中にある迫力がとても魅力的です。
まとめ:皇室ゆかりの世界遺産仁和寺を参拝しよう!
今回は、皇室ゆかりの世界遺産仁和寺の見どころを紹介しました。
仁和寺は今回取り上げたもの以外にも歴史的価値が高い建造物などがたくさんあり、とても面白い観光地です。
また、秋には紅葉も楽しむことができ、仁和寺の紅葉はとても有名です。
金閣寺からも近いので、ぜひ仁和寺にも訪れてみてください。
以上、かみやんでした。
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