こんにちは。かみやんです。
京都の秋も深まりつつあり、観光シーズン到来ですね。
僕は学生時代に京都の観光業でアルバイトしていたので肌で感じていましたが、とにかく京都の紅葉シーズンは全国各地から人が集まります。
そうなるとやっぱり、少しでも人が少ないところで静かに紅葉を楽しみたくなりますよね。
京都で紅葉を楽しみたいけど、人多そう、、、
穴場スポットってないのかな?
こんな要望にお応えするべく、今回は京都の穴場紅葉スポットである今熊野観音寺について紹介します。
穴場と言えど見応え十分な場所なので、ぜひ最後までご覧ください。
今熊野観音寺ってどんなところ?
今熊野観音寺の観光をより楽しんでもらうため、まずは今熊野観音寺について解説していきます。
今熊野観音寺について
今熊野観音寺は、
・西国三十三ヶ所観音霊場の第十五番札所
・ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場の第一番札所
・京都泉山七福神のえびす神奉祀
・洛陽三十三所観音霊場の第十九番札所
・神仏霊場会の122番(京都42番)霊場
と位置付けられており、これら霊場を巡る人々をはじめ多くの参拝客が訪れるお寺です。
弘法大師が唐から真言密教を学んで帰国した翌年の807年、熊野権現の霊示を受けてこの地に庵をむすすんだことが起源といわれています。
紀州熊野の地は、南方にある観音の補陀落浄土としての信仰の中心でしたが、京都の今熊野の地にも熊野信仰と、その本地仏としての観音信仰が栄えたことで広く慕われてきた歴史深いお寺となっています。
御本尊は、十一面観世音菩薩となります。
今熊野観音寺への行き方
バスからの場合
京都市バス202、207、208系統『泉涌寺道』より徒歩約10分
電車からの場合
JR奈良線または京阪電車『東福寺駅』より徒歩15分
今熊野観音寺へはバスか電車で行くことができます。
なぜこのお寺が穴場スポットかというと、実はこのエリアには紅葉スポットとして京都でも随一の人気を誇る東福寺と泉涌寺があり、多くの観光客はそちらを訪れるからです。
それでも個人的にはこちらの紅葉も全然劣っていないと思うので、より落ち着いて京都の紅葉を楽しめるのです。
拝観時間は8:00~17:00、拝観料は無料となっています。
また、紅葉シーズンの京都は慢性的に交通機関が混雑しますので、個人的にはレンタサイクルでの観光がおすすめです。
もし興味あれば、レンタサイクルでの京都観光についてまとめた記事がありますのでぜひご覧ください。
穴場スポット今熊野観音寺の紅葉の見どころを紹介!
ではここから、今熊野観音寺んで見られる紅葉の魅力を紹介していきます。
鳥居橋
今熊野観音寺の入り口にある鳥居橋。
この橋ですでに両脇から迫りくる紅葉の迫力を味わうことができます。
鳥居橋までの参道でも紅葉が色付いており、足を止めて紅葉を楽しむ参拝客もいました。
今熊野観音寺は、入り口から紅葉を楽しむことができます。
茶所
茶所は、今熊野観音寺境内にある休憩所のことです。
この休憩所の外は回廊になっており、そこからの紅葉が個人的に今熊野観音寺で一番のお気に入り。
木々と同じぐらいの高さから真っ赤な紅葉を見ることができ、絶景です。
手を伸ばせば葉っぱに手が届くほどの距離です。
ただ、枝が折れてしまうので触らないように。
これだけ間近で見られる絶好のポイントなのですが、それほど混雑していないので周りを気にせずに紅葉を楽しめます。
とても贅沢ですよね。
鐘楼周辺
今熊野観音寺には鐘楼があり、その周辺でも紅葉が四方八方に色付いています。
鐘楼周辺は少し開けたようになっているので、思い思いの角度から紅葉を写真に収めてみてください。
また、鐘楼の近くには子まもり大師が鎮座されており、その背後にも紅葉がきれいに映えています。
このエリアの紅葉も必見です。
まとめ:穴場スポット今熊野観音寺で京都の紅葉を楽しもう!
今回は、京都の穴場紅葉スポットである今熊野観音寺を紹介しました。
僕は以前紅葉シーズン真っただ中な11月中旬の休日に訪れたのですが、程よい混雑具合でとても落ち着いて紅葉を楽しむことができました。
個人的に、京都のレンタサイクル店でアルバイトしていた当時もこの今熊野観音寺の紅葉をとてもおすすめしていましたし、お客さんもとても満足されていました。
ぜひ、今年京都で紅葉狩りを検討されているなら、今熊野観音寺を訪れてみてください。
以上、かみやんでした。
コメント