京都市内とは異なる魅力満載!
短時間でも楽しめる宇治観光モデルコースを紹介します

国内旅行

こんにちは。かみやんです。

皆さんは京都観光に行こうと思うと、多くは京都市内の清水寺や下鴨神社などの神社仏閣を巡ろうと計画するかと思います。

ただ、京都は市内だけではなく宇治にも観光地はあるのです。

京都観光で宇治にも行ってみたいな。平等院鳳凰堂はぜひ見てみたい!

でも、宇治って京都市内から遠い?

あまり時間がないけど、短時間で回れないかな?

京都観光のメインはやっぱり市内になると思うので、宇治観光にあまり時間割けられないなという人必見!

今回は、短時間でも楽しめる宇治観光のモデルコースを紹介します。半日程度の時間で想定しているので、ぜひ京都観光の参考にしてもらえたらうれしいです。

スポンサーリンク

宇治ってどんな街?

まずは、宇治という街について解説していきます。

宇治の歴史について

宇治は平安京よりも昔、大和政権の基礎が固まった5世紀前半ごろ、当時の皇子だった菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の離宮があったと言われており、この頃から要所として栄えていました。

その後7世紀ごろ、宇治橋がかけられたことで水陸での交通の要となり発展し、歴史的文化的にとても重要な場所となりました。

決定的なのは1052年に平等院が創建されたこと。鳳凰堂は現在でも宇治の象徴となっており、また宇治茶は歴代の戦国武将に好まれたことで重宝され、京都市内とは一線を画しつつも独自の発展を遂げていった街なのです。

京都市内から宇治への行き方を解説!

京都駅からの場合

JR奈良線『京都』駅 → 『宇治』駅:約30分(料金:240円)

JRみやこ路快速『京都』駅 → 『宇治』駅:約20分(料金:240円)

祇園四条駅からの場合

京阪本線『祇園四条』駅 → 『中書島』駅:約12分

京阪宇治線『中書島』駅 → 『宇治』駅:約15分(料金:310円)

京都駅からの場合はJRになり、奈良線もしくはみやこ路快速をご利用ください。

みやこ路快速は、奈良線の快速電車と思っておけばOKです。

祇園四条や三条など、京阪沿線沿いから向かう場合は京阪電車が便利です。

乗り換えが1度ありますが、こちらも計30分もあれば到着します。

なお、JRの宇治駅と京阪の宇治駅は異なる場所にあるので、ご注意ください。

短時間でも楽しめる宇治観光モデルコースを解説!

ではここから、短時間でも楽しめる宇治観光のモデルコースを紹介します。

このモデルコースは僕が実際に巡ったものなのですが、所要時間は少しせわしなく歩いて計2時間半ぐらいでした。

また、僕はJRの宇治駅を終着点としています。予めご了承ください。

宇治の象徴である平等院を観光しよう(所要時間:約1時間)

宇治観光で平等院は必須ですね。

JRの宇治駅からは徒歩10分ほどで、途中表参道で食べ歩きもできます。

京阪の宇治駅から向かう場合も宇治橋を渡れば表参道の方へ出られるので、そちらから行くことをおすすめします。

平等院観光の見どころについてはこちらの記事に別途まとめているので、ぜひご覧ください。

10円玉でお馴染み!
一度は訪れたい平等院の見どころを紹介します
10円玉硬貨に描かれている日本随一の美しい寺院である平等院鳳凰堂。そんな平等院は鳳凰堂だけではなく他にも見どころがあります。観光情報や見どころをまとめているので、平等院への観光の参考にしてください。

宇治川で感じる宇治の自然!(所要時間:約20分)

宇治川は日本三急流の一つに数えられるほど流れがはないため、平等院付近にはいくつもの橋が架かっています。

その一つ宇治橋は日本三古橋の一つに称され、架けられたのはなんと646年。大化の改新のころですね。

こちらが宇治橋。この橋を渡るのは、京阪から平等院へ行く場合は最初に渡りますが、JRからの場合はこの後紹介する場所を巡った最後に渡ることになります。

場所はこちら。

ただここで紹介したいのはこの宇治橋だけではなくて、平等院出てすぐのところにも複数の橋が架かっており、ここをぜひ渡って欲しいのです。

これらの橋は川の中央にある宇治公園を結んでおり、ここから川を眺めると、大吉山を背景に川の流れの速さを感じられ、宇治ならではの自然の景色を楽しむことができます。

宇治公園の場所はこちら。

京都市内とはまた違った景観を楽しめるので、ぜひこれらの橋を渡りつつ景色を楽しんでみてください。

平等院の鎮守社である宇治上神社と宇治神社(所要時間:約30分)

平等院から宇治川を渡った先にあるのが、平等院の鎮守社である宇治上神社と宇治神社。

明治維新の際にこれら2つの神社に分かれたのですが、元々醍醐天皇が平等院を訪れた折りに「離宮明神」の神位を与えたといわれています。よって、正式名称は「宇治離宮明神」となります。

両神社は近くにあるため、ぜひ両方訪れましょう。

宇治神社の場所はこちら。

宇治上神社の場所はこちら。

宇治上神社は平等院と同様世界遺産に登録されています。実は僕も実際に訪れるまで世界遺産であることは知らなかったのですが、けっこう影が薄いですね。

この宇治の地は源氏物語の舞台で、宇治神社もそのゆかりの地の一つです。それぐらいに歴史深い神社で、この本殿は日本国内でも有数の古さだと言われています。

また、この宇治神社周辺の道はかつて「うさぎの道」と呼ばれていたことから、お守りなどにウサギをモチーフとしたものがいくつもあります。ウサギ好きな人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

まとめ:京都観光の際はぜひ宇治も巡ろう!

今回は、短時間でも楽しめる宇治観光のモデルコースを紹介しました。

歩く時間や表参道でお土産などを見る時間を含めても、3時間あればゆったりとこのコースを堪能できるかと思います。

京都観光の半日ほどこの旅程を組み入れることで、一味違った京都旅行を楽しめること間違いなし。

アクセスも良好なので、ぜひ一度宇治へ訪れて見てはいかがでしょうか。

以上、かみやんでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました