こんにちは。かみやんです。
今回は、インドの首都デリーのおすすめ観光地、クトゥブ・ミナールを取り上げます。
インドを旅行しようとした際、まず候補として挙がるのはタージマハルやガンジス川ではないでしょうか。僕もそうで、実際にタージマハルを目指してデリーの地に降り立ちました。
まぁ実際には行けなかったのですが、その模様は下記記事をご覧ください。
タージマハル行く際にはデリーに寄ることになるかと思うのですが、せっかくデリーに滞在するなら少し観光したいですよね。
しかし、
デリーって観光のイメージあまりないな。
どっか観光地あるん?
と考えてもなかなか思い浮かばないと思うので、今回は数ある観光地から、クトゥブ・ミナールを紹介します。
クトゥブ・ミナールって聞いたことあるけど、どんなところなんかな?
クトゥブ・ミナールはどうやって行けばいいの?
という声にもしっかりと答えていきますので、最後まで読んでくれたらと思います。
クトゥブ・ミナールは世界最大のミナレットがあるイスラム教の寺院です
インドの宗教といえはヒンドゥー教が多数を占めているのですが、デリーは多くのいくつもの宗教施設が混在する都市で、このクトゥブ・ミナールはイスラム教の建造物になります。
世界最大のミナレット
クトゥブ・ミナールは13世紀に建てられたといわれており、イスラム勢力がヒンドゥー教徒たちを打倒したことの記念の意をこめて建設されました。
高さは72.5mなのですが、実は現在のミナレットはオリジナルのものではなく、初代は100mもの高さがあったとのこと。地震や雷などの天災により何度か崩壊と立て直しを繰り返しており、現在の高さに落ち着いているようです。
クトゥブ・ミナールはイスラム教の建造物ではあるのですが、ヒンドゥー勢力を打倒した際に破壊したヒンドゥー教建造物を再利用して建てられているため、偶像崇拝が禁止のイスラム教の建造物でありながら女神像が残っているなど、ヒンドゥー様式を垣間見ることができます。
このミナレットは先にいくほど細く建てられているので、間近で見るとものすごく巨大に見えます。
写真では伝わり切れない圧倒的存在感。
ぜひ訪れてその高さを体感してください。
1000年以上錆びない鉄塔
巨大ミナレットのすぐ近くに高さ7.2mの鉄柱があるのですが、これが建てられたのがなんと4世紀といわれています。
1700年ぐらい経過している現在でもなお、その鉄柱はほぼ錆びることなく立ち続けているから驚き。
なぜ錆びないかというと、この鉄柱の純度がほぼ100%であるから。
しかしここで困ったことが。なんと人類の歴史上、純度100%の鉄が作れるようになったのはなんと19世紀以降なのです。ではなぜそれよりはるか1500年も前の時代からこの鉄柱が経ち続けているのでしょう。
いわゆるオーパーツですね。都市伝説好きにとって大好物のネタですね。
触れることはできないですが間近で見ることはできるので、ミナレットに気を取られるばかりでなくこの鉄柱にも注目してみてください。
点在するイスラム様式の寺院遺跡
このミナレットが一番の特徴ではあるのですが、周辺にはイスラム様式の寺院遺跡が点在しており、これら一帯が見どころとなっています。
遺跡群の中でひと際存在感を放つ門、アライ・ダルワーザ。装飾の模様がとても美しいです。
遺跡群を囲うように建てられた回廊ですが、イスラム様式だけではなくヒンドゥー様式のものもあり、一つひとつじっくりと装飾を楽しめます。
ひと際よくわからん建造物ですが、なんと第二の塔だそうです。といっても未完に終わりましたが。完成していたら、なんとクトゥブ・ミナールを超える高さになっていたそうです。
モスクもあります。装飾がほんと美しい。
クトゥブ・ミナールへの行き方を紹介します
クトゥブ・ミナールは、メトロイエローラインの「Qutab Minar」駅から約2kmの距離にあります。
駅名になっているのに、2kmも離れているのは、もし日本やったら納得いかないですね。でもここはインド。それも一興です。
駅を降りて少し進めばミナレットが見えるため歩いて行っても迷うことはありませんが、少し距離があるため個人的には駅からオートリキシャーを捕まえていくことをおすすめします。
駅を降りると、無数のオートリキシャーが待ち構えています。日本人がこの駅に降りる理由なんでクトゥブ・ミナールへ行く以外考えられないので、とことん絡まれます。
おそらくぼったくり金額を吹っ掛けられますが、1kmあたり20~30ルピーぐらいが相場なので、そのあたりを交渉のラインに適当なおっちゃん捕まえれば連れて行ってくれます。
地図貼っておきます。
ということで今回はデリーの観光地クトゥブ・ミナールを紹介しましたが、これほど大きいミナレットはここでしか見れないですしアクセスも良好なので、タージマハル観光のついででも良いのでぜひ一度訪れてみてください。
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