こんにちは。かみやんです。
トルコのカッパドキアに、地下都市があるのをご存知ですか?
カッパドキアというと、奇岩地帯の絶景により日本からの注目度が高まっており、トルコ旅行の人気観光地となってきています。
その奇岩地帯で近年地下都市がいくつも発見されています。その一つが今回紹介するカイマクル。
ほんまに地下都市なんてあるん?
そんなんオカルトの話やん。
と疑いたくなる気持ちもよくわかります。僕も半信半疑の期待感で訪れましたが、ほんとに地下都市でした。
本当にあるなら、
ならそもそもなんで地下都市なんてあるん?
誰が作ったん?地底人?
と当然気になるところでしょう。
したがって今回は、奇岩地帯カッパドキアにある地下都市カイマクルについて、都市伝説に触れつつ紹介していきます。
地下都市カイマクルは紀元前に作られた謎多く巨大地下都市です
地下都市にカイマクルは謎多き巨大地下都市で、その歴史は1万年ほどさかのぼるともいわれています。
カイマクルってどんなところ?
カイマクル地下都市がいつ作られたかは実はまだ明らかになっていませんが、紀元前400年前の記録にはすでに残されているため、少なくとも2000年以上の歴史はあります。
一説には1万年以上前に作られ、実際に人が住んでいたと言われており、あまりの膨大な時間の流れについていけないですね。
その膨大な時間の中で住人も変化していき、一時期はアラブ人から逃れたキリスト教が住み着いていたともいわれています。
地下になんと8層も広がっており、その深さは50m近くもあるそうです。見学する際は、地下5層まで行くことができます。
実際の都市内部はこんな感じ。ここは住居かな。
こちらは広場かな。
他にもキッチンや寝室などもしっかりと残っており、一つひとつの部屋がしっかりと役割をもっています。
それぞれの部屋はこのような細い通路で結ばれています。まさしくアリの巣。
空気はどうしていたかというと、ちゃんと空気口役割をした穴が地上から深層部へと通関しており、循環していたとのこと。当時の人めっちゃ頭いいですね。
進めば進むほどいろいろな部屋の模様を目にすることができるのでとても楽しいですよ。
地下都市は古代核シェルターという都市伝説
実際のところ現在でも多くのことが謎のままであるため様々な憶測が飛び交うこの地下都市なのですが、一説によるとこの地下都市は古代に核シェルターとして作られたといわれています。
古代核戦争説をご存知でしょうか。
この説は、有史以前の人類には超古代文明が栄えており、それが核戦争により滅亡するという歴史を繰り返しているというもので、学術的には信ぴょう性に欠けるものの、都市伝説界隈ではとても有名なお話です。
実際、カッパドキアには高熱によって破壊されたとみられる遺跡が見つかっており、またこのような辺鄙な奇岩地帯にカイマクル含めて30以上見つかっていることから、古代核戦争説、ひいてはこのカイマクルが核シェルターだったという説がささやかれています。
信じるか信じないかはあなた次第です。
ギョレメからカイマクルへの行き方
都市伝説はいったん置いといて、カイマクルへの行き方を紹介します。
カッパドキアを訪れる多くの人はギョレメの街に滞在するかと思いますので、今回はギョレメからカイマクルへの行き方になります。
ギョレメからはバスを乗り継いで行くことができます。
まずは、ギョレメからネヴシェヒルという街までバスで向かいます。
所要時間は約20分。バスは30分間隔で出ています。
オトガルというバスターミナルで運転手さんに聞けば親切に教えてくれますよ。というのも、時刻表あまりあてにならないので。
オトガルの位置載せておきます。
バスに乗る際は運転手に、ネヴシェヒルで降りたいと伝えておけばちゃんと降ろしてくれます。海外のバスって日本みたいにバス停の名前アナウンスしてくれないので、伝えておく方が無難です。
運転手のおっちゃんたちめっちゃ親切なので安心してください。そこから会話も生まれます。地元の人と触れ合うのも旅行の楽しみですよね。
それでも本当に向かっているか少し不安になるかと思うので、ネヴシェヒルの地図載せておきます。これ見ればちゃんとバスが向かっているか確認できるので安心でしょう。
降りた場所で待っていると、カイマクル行きのバスが来るのでそれに乗ったら着きます。
ただ、バスと言ってもミニバンタイプのバスなので少し不安かもしれません。しかし、バスに行き先は書いていますし、周りの人に尋ねれば親切に答えてくれますので、リラックスして待っていれば問題ないですよ。
カイマクルの場所はこちら。
帰りは往路をたどれば問題なし。カイマクルのバス停はわかりやすいのでギョレメから行くより簡単だと思います。
料金は、2018年当時で7.5トルコリラでした。激安です。
ガイドは不要。一人で地下都市を冒険しよう。
カイマクルへの行き方はそんな難しくはないのですが、もしかしたら不安でツアーで行こうかなと思ってしまっている方、少し待て。
確かにガイドに連れて行ってもらえれば行き来の不安はないですし、地下都市の解説もしてくれます。
ただ実際に行ってみて思ったことは、この地下都市は一人で冒険するからこそ面白いということ。
団体客を何組も見ましたが、やはり説明が長かったり決められたルートに従うだけだったり、面白みに欠けるなと感じました。
この穴の先はどうなっているんやろう、なんでこんな空間作られたんやろう、突然モンスター出てくるんやないやろかなど自分の頭の中でストーリーを創り出してこの地下都市を冒険すると、もうそれはゲームの世界です。めっちゃ楽しいですよ。多分、ドラキーいますもん。
ドラクエでなくても何らかのBGMを脳内で再生しながら進むと夢中になること間違いなし。
途中あまりにも進みすぎて無音の世界に入ってしまい、少し怖くなることさえありましたがそれも一興。
ぜひ、ガイドに頼らず一人で冒険してみてください。
ということで今回は、奇岩地帯カッパドキアにある地下都市カイマクルについて紹介しました。
こんな地下都市を冒険できる体験なかなかできることではないので、カッパドキアを訪れる際はぜひ訪れてみてください。
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