こんにちは。かみやんです。
僕は滋賀県出身なのですが、琵琶湖があまりに有名すぎて、
滋賀県って琵琶湖以外に何があるん?
と上京してしばしば聞かれます。
そんな人に向けて滋賀県の魅力を伝えたいという思いで、今回は日吉・山王神社の総本宮である日吉大社の紅葉について取り上げます。
関西で紅葉狩りしたいけどおすすめないかな?
と紅葉狩りの場所を悩んでいる人にもきっと参考になるので、ぜひ最後までご覧ください。
日吉大社ってどんなところ?
まずは、日吉大社について簡単に解説していきます。
日吉大社について
日吉大社は、全国に約3800ある日吉・日枝・山王神社の総本宮であり、2100年前にはすでに創祀されていたと言われています。
京都から見るとちょうど北東の位置(表鬼門)にあるのがこの日吉大社で、都の魔除けや災難除けを祈る社としての役割がありました。
また、最澄が比叡山に延暦寺を開かれて以降は天台宗の護法神として多くの人々から崇敬を受け、日吉大社の奥宮は神と仏が初めて会った場所とも言われているほど歴史的価値の高い神社になっています。
日吉大社は紅葉の名所でもあり、3000本以上のもみじがあるため、毎年秋の季節になると多くの観光客でにぎわいます。
御祭神
西本宮:大己貴神(おおなむちのかみ)
東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ)
宇佐宮:田心姫神(たごりひめのかみ)
牛尾宮:大山咋神荒魂(おおやまくいのかみのあらみたま)
白山宮:菊理姫神(くくりひめのかみ)
樹下宮:鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)
三宮宮:鴨玉依姫神荒魂(かもたまよりひめのかみのあらみたま)
日吉大社には多くの宮があり、それぞれに神様が祀られています。
また、日吉大社には神様の使いである神猿(まさる)さんがおり、魔除けのシンボルとなっています。
「まさる」は「魔が去る」「勝る」にちなんでつけられた名前であり、実際に境内で見ることができます。
日吉大社の観光情報
日吉大社への行き方
JR湖西線『比叡山坂本駅』より徒歩約20分
京阪石山坂本線『坂本比叡山口駅』より徒歩約10分
日吉大社は山の方にあるため、駅を降りてからひたすらに山手側へ進んでください。
比叡山坂本駅から向かう場合も、途中に坂本比叡山口駅があるので道のりは同じです。
京都から最寄り駅まで最短で20分以内で着くため、京都旅行のついでに訪れるにも便利です。
日吉大社の参拝時間
9:00~16:30
参拝時間は16:30までと少し早くなっているのでご注意ください。
また、紅葉の季節は17:00~20:30でライトアップがされています。
公式サイトに詳細が記載されていますので、参考にしてください。
日吉大社の入苑協賛料
大人:300円
小人:150円
この料金は通常時のものになります。
なんと、夜のライトアップの時間帯は無料拝観ができます。
日吉大社の紅葉の見どころを紹介!
ではここから、日吉大社の紅葉の見どころを紹介します。
石垣と紅葉
日吉大社がある坂本の街は「石垣の街」とも言われており、日吉大社へ向かう参道ではその石垣を見ることができます。
その参道で見る紅葉がとても美しく、日吉大社へ参拝に来る皆さんを出迎えます。
参道は鳥居を挟んで両脇にあり、それぞれにもみじがたくさんあるので様々な角度から景色を楽しむことができます。
坂本ならではの景観に溶け込んだ紅葉は一見の価値ありです。
山王鳥居と紅葉
日吉大社というと山王鳥居。
みなさんの知っている日吉神社や山王神社などでも同じような鳥居見たことありませんか?
日吉大社ではこの山王鳥居付近に特にもみじがたくさんあり、きれいに色付きます。
山王鳥居それ自体がとても迫力があり見どころなのですが、その奥の紅葉がとても映え、見応えのある絵になっています。
この先すぐに神猿さんがおり、国宝の本殿もあります。
橋と紅葉
日吉大社の境内には大宮橋、走井橋、二宮橋があるのですが、それぞれが国の重要文化財です。
これらの橋の周りも紅葉スポットとなっています。
僕が訪れたときはもう紅葉も終わりかけていたので色とりどりな景色を見ることはできませんでしたが、とても奥深い景観ですよね。
これらの橋は山王鳥居の手前にあるので、まずはここの紅葉を楽しむのが良いかもしれません。
まとめ:山王総本宮日吉大社の紅葉を堪能しよう!
今回は、滋賀県にある日吉・日枝・山王神社の総本宮である日吉大社の紅葉について取り上げました。
とても歴史ある神社なので、今回触れた場所以外にもまだまだ見どころがあり年中訪れる価値あるのですが、それについてはまた今度紹介します。
この神社は実は僕の地元にあって毎年初詣に訪れる場所なので、地元民としてもおすすめします。
ぜひ、京都や滋賀を旅行する際は訪れてみてください。
以上、かみやんでした。
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