暑い夏こそ枯山水?龍安寺の石庭で涼を感じよう!

国内旅行

こんにちは。かみやんです。

皆さんは「枯山水」という言葉を聞いたことありますか?

水を一切使わずに山水の景色を表現する庭園様式の一つで、京都の龍安寺の庭園がとても有名です。

龍安寺に行ってみたい!

枯山水の石庭を見てみたい。けど他に見どころってあるのかな?

それに、庭は暑そう。夏には行かない方がいいかな?

京都の夏はとても暑いので、庭を楽しむなら夏は避けた方がいいかもと思われる人もいるかもしれませんが、実は夏こそ訪れてほしい場所です。

そこで今回は、夏に訪れてほしい龍安寺の石庭の魅力と見どころについて紹介します。

ぜひ、夏の京都旅行の参考にしてもらえたらと思います。

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龍安寺ってどんなところ?

まずは、龍安寺について紹介していきます。

龍安寺について

龍安寺は、足利将軍の管理職にあった細川勝元によって1450年に創建された臨済宗妙心寺派のお寺です。

現在は古都京都の文化財として世界遺産に登録されており、毎年多くの観光客が訪れています。

本尊は釈迦如来で、近くにある妙心寺とも深い関りがあります。

石庭の魅力

では、枯山水の石庭について触れていきます。

石庭は幅25メートル、奥行10メートルほどの広さがあるのですが、実際に見てみると、もっと広く感じます。それには理由があり、実は石庭を囲う土塀が右奥に向けてなだらかに低く造られており、これによって錯覚で広く見えるようになっているのです。

よく見ると確かに少し低くなっているので、実際に訪れて見てみてください。

また、石庭には大小15個の石が置かれているのですが、これら15個の石を一度にすべて写真に収めることはできないようになっているそうです。どの角度から見てもどこかの石が隠れてしまっているのです。

実際に全部の石を写真に収めようとしましたが、無理でした。

石庭は屋根のある場所から見ることができるので日差しを避けられますし、木々に囲まれているため空気がとても涼しいです。

なにより、その枯山水は水がなくてもその模様を織りなしており、見ているだけで癒されます。

セミや木々が揺れる夏の音を背景に見る石庭こそ、この魅力を最大限に感じれられると思います。

龍安寺への行き方

龍安寺へは一般的にはバスで行くことになります。

京都駅からの場合

京都市バス50系統『立命館大学前』下車徒歩約7分(計約60分)

四条河原町からの場合

阪急電鉄京都線『四条河原町』→『大宮』(2駅)

京都市バス55系統『立命館大学前』下車徒歩約7分:計約45分

京都旅行の拠点は京都駅や四条河原町となるかなと思うので、今回はそれらの地点からの行き方を解説しました。他の場所から行くことももちろん可能です。

また、電車でも行くことができます。

京福電鉄『龍安寺』徒歩7分

京福電鉄は四条大宮、北野白梅町という場所と嵐山を繋ぐ電車です。

嵐山から訪れる場合は電車を利用した方が早いと思います。



龍安寺の見どころは石庭以外に何がある?

龍安寺はここまで紹介してきた枯山水の石庭が最も有名なのですが、それ以外にも見どころはあります。

ここでは、境内の見どころを紹介していきます。

蹲踞

蹲踞と呼ばれるこの写真のものは徳川家康によって寄進されたと言われています。

この円形の石筒のようなものの中央に四角い穴が開いており、その周囲に4つの文字が書かれています。

四角い穴を「口」と見立てそれぞれの文字と組み合わせると「吾、唯、足、知」となり、知足の心を図案化した仏教の神髄、そして茶道の精神が刻まれているのです。

とても粋ですね。

方丈

龍安寺の石庭は実はこの方丈という建物にあります。

この方丈は国の重要文化財にも指定されており、その見どころは襖絵です。

特に、戦後5年がかりで描かれた龍の絵はとても有名です。他にも多くの襖絵が描かれており、その歴史的価値を楽しむことができます。

また、方丈の周りは緑豊かで、青々とした木々が生い茂っておりとても涼しいです。

縁側で座ってのんびりと緑を眺める時間はとても贅沢で、癒されますよ。

鏡容池

鏡容池は龍安寺がこの地に創建されるよりも前の平安時代からある池です。

元々は石庭よりも有名で、おしどりの名所とも言われていたそうです。

夏は深い緑、そして年中を通して四季折々の景色を楽しむことができます。

石庭で涼を感じた後はこの鏡容池で夏を感じてみてはいかがでしょうか。

まとめ:枯山水の石庭で涼を感じよう!

今回は、龍安寺の見どころについて紹介してきました。

枯山水の石庭は、京都に来たからにはぜひ見てほしいほどに美しく、また夏こそその涼を感じられるので訪れてほしいです。

まだまだ暑い日は続きますが、京都を観光する際はぜひこの記事を参考にしてくれたら幸いです。

以上、かみやんでした。

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