こんにちは。かみやんです。
今回は、ヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟の魅力について紹介します。
マレーシアの首都クアラルンプールには東南アジア最大級のハブ空港があるので日本からも旅行しやすく、一人旅初心者ベテラン関係なく観光しやすい国です。
その首都にあるクアラルンプールの近くにあるのがバトゥ洞窟なのですが、
バトゥ洞窟ってどんなところ?
首都の近くに洞窟?
クアラルンプールからどれぐらい近いん?
近いなら行ってみたい!
と、行ったことがない人はきっと気になるはず。
ってことで今回は、バトゥ洞窟の魅力について紹介します。
バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地!魅力を紹介します
ヒンドゥー教というとインドやネパールで多数派を占める宗教なのですが、その聖地が何とマレーシアにあります。
マレーシアは多民族国家故にインド系の住民も多く、このバトゥ洞窟を多くの信者が訪れています。ただ実は、バトゥ洞窟が寺院として整備されたのは19世紀終わりごろと言われています。
272段の試練の階段
バトゥ洞窟につくとまず目につくのが、急こう配の階段と金色の巨像。
この階段は272段もあり、その先が洞窟となっているため上らざるを得ません。
僕は高所恐怖症なので、この階段を見た時に引き返そうか5分ほど真剣に悩んでいましたが、せっかくなので上りました。
もう、必死です。
途中猿が壁を上っていましたが、それを見ただけでも恐怖倍増。なんでそんなとこ上ってるねん。邪念だらけです。
ただ、階段から遠くを眺めると遠くにクアラルンプールの街並みが見えました。この日は霞んでいましたが。
階段の先にある神秘の鍾乳洞
ようやく上り切った先にあったのは広い空間でした。一体なんやろうと落ち着いて見てみると
空間全体が鍾乳洞となっていました。
天井はにはところどころ穴が開いています。そしてさらに進んでみると、
天井が開けて日が差し込んだ絶景が広がっていました。
岩肌には緑が生い茂っています。この鍾乳洞の歴史は4億年とも言われています。
とても神秘的で、この地がヒンドゥー教の聖地と呼ばれるのも納得です。
過激すぎる奇祭の舞台
僕がバトゥ洞窟に訪れたときは開催されていなかったのですが、毎年1月の下旬から2月の上旬に「タイプーサム」と呼ばれる奇祭が開催されています。
その過激さゆえにインドでは開催禁止となったほど。
その内容は、タミルの人々が体中に針を刺して飾り付け、行列を作って洞窟へ向かうというもの。信者たちは1か月前から菜食、禁酒、禁欲をし、その状況で体中に針を刺すことで物欲の解放と痛みによる信仰心を示すらしいです。
とても興味あるので、次回はこの奇祭を目当てに行きたいなと考えています。
訪れた2016年当時は工事中でした…
ここまで読んでくれた読者は気づいているかもしれませんが、僕が訪れた2016年当時、なんとバトゥ洞窟は工事中でした。
シンボルである金色の巨像には足場が組まれ、階段は修復中のため狭くなっていました。
そして、階段の修復に必要な土を観光客が運ぶというなんとも自由さ。ショックではありましたが、その自由さにどこかほっこりしました。
現在は階段はカラフルに塗られておりインスタ映えスポットともなっているみたいで、なお一層訪れがいのある場所となっています。
でも、この当時も工事中でしたがその神秘的な景色には感動し、来てよかったなと満足できました。
バトゥ洞窟へのアクセス方法
バトゥ洞窟へは、電車「KTMコミューター」で行くのがおすすめ。
クアラルンプールのターミナルであるKLセントラル駅から乗り換えなしで30分ほどで到着します。
バトゥ洞窟の最寄り駅は「バトゥケイブ駅」。とても分かりやすいですね。
料金も往復5.2RMと激安なので、クアラルンプール旅行の旅程に組み入れても全然問題ないですね。
ただ、電車の時間が1時間に2本程度しかないため、事前に時刻は確認しておきましょう。
KTMコミューターの時刻表のリンクを下記貼っておきます。ご参考までに。
バトゥ洞窟はクアラルンプールから気軽に行けるが魅力あふれる場所
今回はバトゥ洞窟を取り上げて紹介しました。
急こう配なかいだんを上った先にある神秘的な鍾乳洞はとても絶景でした。
これほどの自然をクアラルンプールから1時間以内で行けるならもう行くしかないですね。
他宗教に触れられるのも海外旅行の魅力の一つ。このヒンドゥー教の聖地にぜひ足を運んでみてください。
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